Communication on Progress

Participant
Published
  • 01-Aug-2019
Time period
  • April 2018  –  March 2019
Format
  • Stand alone document – Basic COP Template
Differentiation Level
  • This COP qualifies for the Global Compact Active level
Self-assessment
  • Includes a CEO statement of continued support for the UN Global Compact and its ten principles
  • Description of actions or relevant policies related to Human Rights
  • Description of actions or relevant policies related to Labour
  • Description of actions or relevant policies related to Environment
  • Description of actions or relevant policies related to Anti-Corruption
  • Includes a measurement of outcomes
 
  • Statement of continued support by the Chief Executive Officer
  • Statement of the company's chief executive (CEO or equivalent) expressing continued support for the Global Compact and renewing the company's ongoing commitment to the initiative and its principles.

  • [2019年8月1日]
    ステークホルダーの皆様へ:
    私は、森永乳業株式会社が、人権、労働、環境、腐敗防止の分野で国連グローバル・コンパクトの10原則を支持することをここに再確認し、これを促進していく意思を表明いたします。

    弊社は、グローバル・コンパクトおよびその10原則を弊社の戦略、文化および日々の業務の一部にしていくことと、国連が目指している持続可能な開発目標(SDGs)などへの取り組みにも関わっていくことを約束いたします。また、森永乳業株式会社は、グローバル・コンパクトに賛同していることをステークホルダーおよび公に対して明言していきます。

    私どもは、10原則に関する弊社の取り組み状況についてまとめたコミュニケーション・オン・プログレス(COP)を作成し、公に対する説明責任と透明性を支持し、グローバル・コンパクトのCOP方針に従い、進捗報告を提出することを約束いたします。
    また当社の利害関係者とこの情報を共有することを約束します。

    宮原 道夫
    代表取締役社長

Human Rights
  • Assessment, policy and goals
  • Description of the relevance of human rights for the company (i.e. human rights risk-assessment). Description of policies, public commitments and company goals on Human Rights.

  • 森永乳業は人権に配慮した事業活動を行い、多様性を尊重し、あらゆる人々が能力を充分に発揮できる環境をつくることをめざしています。

    2018年11月人権方針を策定し、自社のWEBページに公開しました。
    ※https://www.morinagamilk.co.jp/corporate/vision/pdf/human_rights.pdf (日本語)

    内容は下記の通りです。

    森永乳業グループ 人権方針
    (基本理念)
    森永乳業グループは「乳で培った技術を活かし、私たちならではの商品をお届けすることで、健康で幸せな生活に貢献し豊かな社会をつくる」ことを目指す企業として、すべての人の健康で幸せな生活のために、すべての人が持つ基本的権利である人権とダイバーシティを尊重します。
     
    (位置づけ)
    森永乳業グループは、「国際人権章典」や「国連グローバル・コンパクト」による企業行動規範など、人権に関する国際規範を尊重し、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、森永乳業グループ 人権方針を定め、人権尊重の取り組みを推進していきます。また、本方針は森永乳業グループの経営理念、行動指針に基づき、人権尊重の取り組みについての約束を示すものです。
     
    (適用範囲)
    本方針は、森永乳業グループのすべての役員と社員に適用します。森永乳業グループは、当社グループの商品やサービスに関係するすべてのビジネスパートナーに対して本方針を支持することを期待し、また、サプライヤーに対しては遵守することを期待します。
     
    (基本方針)
    1. 私たちは、個人の基本的人権と個性や多様性を尊重し、その人種、性別、年齢、宗教、言語、国籍、性的指向、性自認、障がいの有無等に基づくあらゆる差別およびハラスメントを行いません。また、人権侵害が発覚した場合は、当事者のプライバシーを守りつつ、速やかに再発防止を含めた適切な対応をとります。
    2. 私たちは、一切の強制労働、児童労働を行いません。
    3. 私たちは、社員の心身ともに健康で、安全かつ安心して働くことができる職場環境をつくります。
    4. 私たちは、結社の自由と団体交渉に関する、社員の基本的権利を尊重します。
    5. 私たちは、日本国はもとより、事業活動を行うそれぞれの国または地域における法と規制を遵守します。
    6. 私たちは、自らの役員と社員に対し、適切に教育を行います。
    7. 私たちは、多様な個性を持つすべての人が互いの考え方や立場などを尊重しあい、その持てる能力を充分に発揮できる働きがいのある活き活きとした企業文化・組織風土の実現に努めます。
    8. この方針は、すべての役員と社員に周知し、社外にも公表します。

    【人権に関する取り組み】
    人権の尊重、人権に配慮した調達、労働安全衛生の強化、ダイバーシティの推進については以下のWEBページにて公開しています。
    ※最新情報への更新は2019年10月を予定しております。
    https://www.morinagamilk.co.jp/csr/pdf/2018/mn_sus2018_06.pdf (日本語)

    2019年10月更新時には下記テーマのKPI設定について紹介する予定です。
    ・ステークホルダーとの対話による人権課題の特定と対策
    ・サプライヤーによる人権侵害事案の把握
    ・経営に影響を及ぼす原材料サプライヤー特定
    ・当社グループ(協力会社含む)の外国人従業員への対応
    ・ダイバーシティ&インクルージョンの推進

  • Implementation
  • Description of concrete actions to implement Human Rights policies, address Human Rights risks and respond to Human Rights violations.

  • 森乳ヘルプライン
    森永乳業では、従業員がハラスメントなどの被害を受けた場合に相談をする際の窓口として「森乳ヘルプライン」を設けています。森乳ヘルプラインは、社員携帯用カード、社内報、ポスター等で従業員に周知しており、実際の相談はコンプライアンス部会事務局による社内相談窓口に加えて、社外相談窓口も設置しています。

    人権方針に関する研修
    森永乳業グループでは、2018年11月に策定したグループ人権方針を社員に周知・理解してもらうべく、2019年より「コンプライアンス研修」にて人権方針の講義を実施いたします。ます。
    総務部リスクマネジメントグループの担当者が直接事業所やグループ会社に出向き、研修を行います。実績については次年度報告します。

    ステークホルダー・エンゲージメント
    森永乳業は人権デューディリジェンスに取り組むために、経済人コー円卓会議日本委員会が運営する「ステークホルダー・エンゲージメントプログラム」に2017年、2018年に参加し、サプライチェーン上の人権課題の特定に力を入れています。さらに2018年には「ビジネスとヒューマンライツに関する国際会議in東京」に出席し、ビジネスと人権に関するグローバルトレンドや、他社事例を学びました。
    さらに、海外有識者である、リヴィオ・サランドレア氏(国連開発計画(UNDP)Bangkok Regional Hub ビジネスと人権に関する地域プログラムマネージャー兼チーフアドバイザー)、プヴァン・セルヴァナサン氏(ブルーナンバー財団CEO)と個別ダイアログを実施し、森永乳業グループ人権方針策定に向けて方針案に対してご意見をいただき、2018年11月にご意見を踏まえた人権方針を策定しました。

    人財育成
    人財育成の考え方や人財育成プログラム等の情報については下記のWEBページにて公開しています。
    ※最新情報への更新は2019年10月を予定しております。
     https://www.morinagamilk.co.jp/csr/pdf/2018/mn_sus2018_09.pdf (日本語)

  • Measurement of outcomes
  • Description of how the company monitors and evaluates performance.

  • 森永乳業の人権分野における過去の施策は下記の通りです。
    1.第1回CSR調達アンケート実施(2016年)
    2.人権方針の策定および公開(2018年)
    3.ステークホルダーエンゲージメント実施
      ・2017年、2018年、2019年 コー円卓会議のSHEに参加(4人×3年=12名参加)
      ・2018年:「ビジネスとヒューマンライツに関する国際会議in東京」に参加
         海外有識者である、リヴィオ・サランドレア氏
         (国連開発計画(UNDP)Bangkok Regional Hub ビジネスと人権に関する地域
          プログラムマネージャー兼チーフアドバイザー)、
          プヴァン・セルヴァナサン氏(ブルーナンバー財団CEO)と
          個別ダイアログを実施し2018年11月に人権方針を公開
    4.当社が取り組むべき重要課題として「人権」を特定(2018年)し、KPIを設定(現在作業中)
    5.上記KPIについてはCSR委員会にてモニタリングを実施する予定である。

Labour
  • Assessment, policy and goals
  • Description of the relevance of labour rights for the company (i.e. labour rights-related risks and opportunities). Description of written policies, public commitments and company goals on labour rights.

  • 森永乳業は人権に配慮した事業活動を行い、多様性を尊重し、あらゆる人々が能力を充分に発揮できる環境をつくることをめざしています。
    2018年11月人権方針を策定し、自社のWEBページに公開しました。
    この人権方針では結社の自由と団体交渉や強制労働、児童労働の撤廃について述べています。

    ※https://www.morinagamilk.co.jp/corporate/vision/pdf/human_rights.pdf (日本語)
    内容は下記の通りです。
    森永乳業グループ 人権方針
    (基本理念)
    森永乳業グループは「乳で培った技術を活かし、私たちならではの商品をお届けすることで、健康で幸せな生活に貢献し豊かな社会をつくる」ことを目指す企業として、すべての人の健康で幸せな生活のために、すべての人が持つ基本的権利である人権とダイバーシティを尊重します。
     
    (位置づけ)
    森永乳業グループは、「国際人権章典」や「国連グローバル・コンパクト」による企業行動規範など、人権に関する国際規範を尊重し、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、森永乳業グループ 人権方針を定め、人権尊重の取り組みを推進していきます。また、本方針は森永乳業グループの経営理念、行動指針に基づき、人権尊重の取り組みについての約束を示すものです。
     
    (適用範囲)
    本方針は、森永乳業グループのすべての役員と社員に適用します。森永乳業グループは、当社グループの商品やサービスに関係するすべてのビジネスパートナーに対して本方針を支持することを期待し、また、サプライヤーに対しては遵守することを期待します。
     
    (基本方針)
    1. 私たちは、個人の基本的人権と個性や多様性を尊重し、その人種、性別、年齢、宗教、言語、国籍、性的指向、性自認、障がいの有無等に基づくあらゆる差別およびハラスメントを行いません。また、人権侵害が発覚した場合は、当事者のプライバシーを守りつつ、速やかに再発防止を含めた適切な対応をとります。
    2. 私たちは、一切の強制労働、児童労働を行いません。
    3. 私たちは、社員の心身ともに健康で、安全かつ安心して働くことができる職場環境をつくります。
    4. 私たちは、結社の自由と団体交渉に関する、社員の基本的権利を尊重します。
    5. 私たちは、日本国はもとより、事業活動を行うそれぞれの国または地域における法と規制を遵守します。
    6. 私たちは、自らの役員と社員に対し、適切に教育を行います。
    7. 私たちは、多様な個性を持つすべての人が互いの考え方や立場などを尊重しあい、その持てる能力を充分に発揮できる働きがいのある活き活きとした企業文化・組織風土の実現に努めます。
    8. この方針は、すべての役員と社員に周知し、社外にも公表します。

    【労働安全衛生強化について】
    労働安全衛生基本方針をWEBページにてに公開しています。
     https://www.morinagamilk.co.jp/corporate/vision/pdf/safety.pdf (日本語)

    また労働安全衛生の強化については下記のWEBページにて公開しています。
    ※最新情報への更新は2019年10月を予定しております。
     https://www.morinagamilk.co.jp/csr/pdf/2018/mn_sus2018_06.pdf (日本語)

    【諸制度】
    ダイバーシティ推進、ワーク・ライフ・バランス支援に関する諸制度についてはデータブックを公開しています。
    ※最新情報への更新は2019年10月を予定しております。
    https://www.morinagamilk.co.jp/csr/databook/pdf/jinji_databook_2018.pdf

  • Implementation
  • Description of concrete actions taken by the company to implement labour policies, address labour risks and respond to labour violations.

  • 森乳ヘルプライン
    森永乳業では、従業員がハラスメントなどの被害を受けた場合に相談をする際の窓口として「森乳ヘルプライン」を設けています。森乳ヘルプラインは、社員携帯用カード、社内報、ポスター等で従業員に周知しており、実際の相談はコンプライアンス部会事務局による社内相談窓口に加えて、社外相談窓口も設置しています。

    森永乳業健康宣言
    森永乳業株式会社では、森永乳業グループの経営理念である「乳で培った技術を活かし、私たちならではの商品をお届けすることで、健康で幸せな生活に貢献し豊かな社会をつくる」を実現するために、まずは社員自らが健康であることを目指して、『森永乳業健康宣言』を発信しています。森永乳業はこの宣言のもと、『森永乳業健康経営プログラム』を進めており、フィジカルケア、メンタルケア双方の観点において、予防、治療、再発予防の取り組みを進め、社員のさらなる健康増進活動を推進していきます。

    宣言の内容についてはWEBページにて公開しています。
     https://www.morinagamilk.co.jp/archives/005/201708/201708kenkosengen.pdf (日本語)

    また従業員の安全と健康、ダイバーシティの推進、ワーク・ライフ・バランス、公平公正な雇用
    に関する取り組みについてWEBページにて公開しています。
    ※最新情報への更新は2019年10月を予定しております。
     https://www.morinagamilk.co.jp/csr/relation/employee/ (日本語)
     https://www.morinagamilk.co.jp/english/csr/relation/employee/index.html (English)

    労使の対話
    森永乳業では、労使との対話の場として、全森永労働組合を組織しています。ユニオンショップ制度を採用し、管理職を除く全正規従業員は100%加入しています。
    会社と組合は相互の理解と協力をはかるため、経営協議会を開催することを労働協約に定めており、経営陣と組合代表者が出席する総合経営協議会を年に2回開催しているほか、事業所と組合支部間においても事業所経営協議会を開催しています。
    また、「安全対策労使会議」「労働時間対策労使会議」をそれぞれ年に2回開催し、職場の労働安全衛生の維持向上に努めており、賃金の引き上げと賞与に関する協議、賃金以外の労働条件の改善に向けた協議も実施しています。
    さらに、各種の社内規程の改定時等には組合に事前提案を行い、協議を経て改定を実施するなど、全森永労働組合と密にコミュニケーションをとっています。

  • Measurement of outcomes
  • Description of how the company monitors and evaluates performance.

  • 森永乳業はESGに関する7つの重要取組課題を策定しました。
    ※WEBページにて公開しています
     https://www.morinagamilk.co.jp/csr/materiality/index.html (日本語)
     https://www.morinagamilk.co.jp/english/csr/materiality/index.html (English)
    ※7つの課題
     健康・栄養、環境、人権、供給、次世代育成、人財育成、コーポレート・ガバナンス

    課題のうち「人権」「供給」「人財育成」において本項目の取り組みがカバーされるものと考えております。
    これら課題のKPIについてはCSR委員会にてモニタリングを実施致します。
    上記KPI設定については現在作業中です。

Environment
  • Assessment, policy and goals
  • Description of the relevance of environmental protection for the company (i.e. environmental risks and opportunities). Description of policies, public commitments and company goals on environmental protection.

  • 以下の内容は森永乳業のウェブページにて公開しております。
    https://www.morinagamilk.co.jp/csr/environment/management/ (日本語)
    https://www.morinagamilk.co.jp/english/csr/environment/management/index.html (English)

    森永乳業株式会社は本社、研究所、直系製造事業所および生産関係会社ではISO14001環境マネジメントシステムに基づいて活動しており、以下の環境方針を定めています。

    <環境方針>
    「乳で培った技術を活かし、私たちならではの商品をお届けすることで、健康で幸せな生活に貢献し豊かな社会をつくる」ことを目指す企業として、環境保護や汚染の予防など持続可能な社会づくりに貢献します。
    (基本方針)
    1.活動、製品及びサービスなど、ライフサイクル全体を通した環境保護と汚染の予防について目標を設定し、活動を行います。
      また、目標の定期的な見直しなどにより環境マネジメントシステムの継続的改善を行います。
    2.環境法令や環境に関するコミットメントの順守を適切に管理します。
    3.事業活動が環境に与える影響だけでなく、環境が当社の事業活動に与える影響を評価し対応します。
    4.環境管理重点課題として、次の事項に取り組みます。
    (1)地球温暖化防止のため、温室効果ガスの排出抑制を推進します。
    (2)限りある資源の有効活用のため、資源効率・エネルギー効率に配慮した事業活動を推進します。
    (3)循環型社会形成に向けて、廃棄物の3R(発生抑制、再使用、再生利用)及び適正処理を推進します。
    (4)製品開発を含めた環境に関連する新技術開発を推進します。
    (5)環境に関する正しい情報を発信し、社会的信頼の向上に努めます。
    (6)社会と地域との共生に努めます。
    5.この方針は、全ての従業員に周知し、社外にも公表します。
                                       改定:2019年4月1日
                                       森永乳業株式会社
                                       社長 宮原道夫

    <環境対策中期目標と達成状況>
    2016年度に中期計画を策定し、2018年までの3カ年での達成を目指して取り組みを行っていました。指標となる基準年度は2013年度としています。
    ※最新情報への更新作業中のため下記の実績値については2017年4月~2018年3月期間に達成したものです。最新情報への更新は2019年10月を予定しております。

    目標1.ISO14001システム強化
    内部監査員の養成、2015年度版ISO14001への移行
    実績1. 内部監査員の質の向上をめざし、内部監査に必要な力量をレベルごとに設定した。
    事業所内の内部監査を実施できるレベルの監査員を育成するための講習会を9事業所で実施し、160名が修了した。また、内部監査員に関する基礎テストを行い、2,288名がテストに合格した。2017年10月に2015年度版ISO14001ヘの移行が完了した。支店支社へのISO14001導入に向けて準備を開始した。

    目標2.温暖化対策としてCO2排出量原単位の低減 実績2. 基準年度から毎年1%ずつ削減し2018年度に5%削減とする2017年度のCO2排出量原単位は、
    基準年度に対して1.8%減少し、目標未達。製造に当たりエネルギー消費が大きい製品の比率が増加したことや、製造量減少による空調などの固定部分比率の増加が主な要因。

    目標3.産業廃棄物の削減 
    (1)食品廃棄物発生量原単位の低減
       基準年度から毎年3%ずつ削減し2018年度に15%削減とする 
    (2)産業廃棄物排出量原単位の低減 
       基準年度から毎年5%ずつ削減し2018年度に25%削減とする
    (3)埋立行廃棄物発生量
       2013~2015年度の排出実績平均から毎年6%ずつ削減し2018年度に30%削減とする
      (2018年度までの埋立行廃棄物発生量が680トン以下となるようにする)
    実績3.
    (1)2017年度食品廃棄物発生量原単位は、基準年度比16.6%低減し目標達成。 
    (2)2017年度産業廃棄物排出量原単位は、基準年度比16.1%低減し、目標未達。
       廃棄物処理設備のメンテナンス頻度・期間増加などが原因。
    (3)2017年度の埋立行廃棄物量は436トンで、目標達成。

    目標4.用水使用量原単位の低減 基準年度から毎年0.2%ずつ削減し5年後に1%削減とする
    実績4.2017年度用水使用量原単位は、基準年度比2.2%低減し、目標達成。

    目標5.容器包装に関連する環境負荷を低減
    実績5.2017年度に容リ法に基づいて申請した容器利用重量は前年比で2.2%減少した。

    目標6.環境活動の確認とステークホルダーへの情報提供を推進サステナビリティレポートやCSRデータブックを通じた環境情報の提供を実施。
    実績6.2017年度より、持続可能な開発目標(SDGs)の視点による当社課題を整理した内容に変更した。

    目標7.生物多様性の保全を支援する
    実績7.レインフォレスト・アライアンス認証原料やFSC認証紙を使用し、それぞれRA認証原料製品(マウントレーニアディープエスプレッソ、リプトン紅茶)は27百万個(前年比100.0%)、FSC認証紙使用製品であるピクニックは73百万個(前年比100%)、MOWは112百万個(前年比119%)を販売した。また、地域の水源保護の植林などの取り組み(空堀川クリーンアップ活動、穴田川清掃、木曽川クリーン運動、銭函川清掃、港湾地区清掃活動、佐呂間町植樹祭など)へ参加。

    【環境データ】
    下記のWEBページにて公開しております。
    ※最新情報への更新作業中のため下記の実績値については2017年4月~2018年3月期間に達成したものです。最新情報への更新は2019年10月を予定しております。

    https://www.morinagamilk.co.jp/csr/databook/pdf/env_databook_2018.pdf (日本語)
    https://www.morinagamilk.co.jp/english/csr/databook/pdf/MM_CSRdatabook2017_environment.pdf (English)

  • Implementation
  • Description of concrete actions to implement environmental policies, address environmental risks and respond to environmental incidents.

  • 森永乳業の本社、研究所、直系工場および生産関係会社では、ISO14001環境マネジメントシステムに基づいて活動しており、社長を統括トップマネジメントとする環境マネジメント体制で課題に取り組んでいます。体制図は下記のWEBページにて公開しています。
    https://www.morinagamilk.co.jp/csr/environment/management/ (日本語)
    https://www.morinagamilk.co.jp/english/csr/environment/management/index.html (English)

    環境意識に関する従業員への研修はISO14001の教育訓練プログラムに基づき実施しています。
    認識教育:ISO14001認証事業所対象全員に対しe-ラーニングおよび事業所単位の研修システムによって教育をしています。
    また、内部監査員を養成するプログラムを活用し、知識レベルに応じたプラグラムによりステップアップを図っています。
    (内部監査員資格者 1級4名、2級145名、3級330名、4級1,631名)
    また以下の施策も実施しています。
    ・新入社員、中堅社員、マネージャー、など階層別研修の実施

    【環境パフォーマンス】
    下記のWEBページにて公開しております。
    ※最新情報への更新は2019年10月を予定しております。
     https://www.morinagamilk.co.jp/csr/environment/performance/ (日本語)
     https://www.morinagamilk.co.jp/english/csr/environment/performance/index.html (English)

    【容器包装に関する取り組み】
     https://www.morinagamilk.co.jp/csr/environment/packaging/ (日本語)
     https://www.morinagamilk.co.jp/english/csr/environment/packaging/index.html (English)

    森永乳業は、お客さまへ高品質で美味しく、安全・安心な商品をお届けするために、お取引先さまとともに、法令や社会規範を遵守し、人権や環境などの社会的責任に配慮した調達活動を行っています。またすべてのお取引先さまと、公平、公正、透明な取引関係を実践します。これらの方針や取り組み活動については下記のWEBページにて公開しております。
    【取引先・サプライヤー】
     https://www.morinagamilk.co.jp/csr/relation/partner/(日本語)
     https://www.morinagamilk.co.jp/english/csr/relation/partner/index.html (English)

    【環境にやさしい技術の開発と普及】
    https://www.morinagamilk.co.jp/csr/pdf/2018/mn_sus2018_05.pdf
    以下のような技術により環境負荷削減に取り組んでいます。
     ロングライフ商品:保存期間を長くすることで 廃棄される商品を減らします
     おからの飼料化:豆腐製造で出るおからを 飼料化して酪農に利用しています
     排水処理技術の 向上:排水処理を効率化し 排出汚泥を削減しています
     バイオマスエネルギー:自社工場の副産物を 一部燃料に使用しています

  • Measurement of outcomes
  • Description of how the company monitors and evaluates environmental performance.

  • 成果の測定

    森永乳業はISO14001による環境マネジメントを実施し毎年3月に「環境会議」を開催しています。
    出席者は本社内の各部門の責任者および統括トップマネジメント(取締役)です。
    この会議において1年間の環境パフォーマンスに関するレビューを実施しています。
    会議における主な議題は下記の通りです。
     ・当年度内部監査及び外部審査の結果
     ・目標の達成状況
     ・次年度方針、目標について
     ・前回指摘事項のフォローアップ
     ・環境側面に関係する法令等の改正情報
     ・その他(苦情を含む外部とのコミュニケーション、資源の妥当性)

    これまでは「本社・研究所」および「生産部門、物流部門」においてISO14001による環境マネジメントを推進してきました。今後は「営業・販売部門」への拡大に向けて現在準備を進めています。

Anti-Corruption
  • Assessment, policy and goals
  • Description of the relevance of anti-corruption for the company (i.e. anti-corruption risk-assessment). Description of policies, public commitments and company goals on anti-corruption.

  • 森永乳業はコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。
    腐敗防止についてはこの体制のもとコンプライアンスの全般的な取り組み中で対応しています。
    ※腐敗防止に焦点を絞った取り組みではないことについて森永乳業は認識しており、
     方針策定等を含めて次年度に向けて改善を予定しております。
     
    コーポレート・ガバナンスに関する情報はWebページにて公開しています。
    https://www.morinagamilk.co.jp/ir/management/governance.html (日本語)
    https://www.morinagamilk.co.jp/english/ir/management/governance.html (English)

    基本的な考え方
    当社グループは、その企業活動の安全と効率とを求めて内部統制を推進することとし、コンプライアンス・リスク管理・財務報告の信頼性確保に取り組んでおります。具体的には、統制基準を定めてこれに基づき業務を執行するとともに、それぞれの担当部署が相互に内部統制に関する協議、情報の共有化、指示・要請の伝達等が効率的に行われるよう、当社グループの内部統制の構築に取り組んでおります。

    整備状況
    1)コンプライアンスについて 行動規範に則り、取締役および使用人が、法令および定款、社規社則、社会倫理の遵守を企業活動の前提として、経営理念の実現に向けて職務を遂行することを徹底しております。そのために、内部統制委員会コンプライアンス部会を設置し、グループ全体のコンプライアンス活動を推進し、グループコンプライアンス意識の拡大・浸透・定着に努めるとともに、内部通報制度を整え、社内相談窓口に加え社外弁護士を直接の情報受領者とする社内通報・相談制度「森乳ヘルプライン」を運用しております。
    2)リスク管理について個々のリスクを洗い出し、個々のリスクについての管理責任者を決定し、リスク管理体制の構築を進めております。そのために、内部統制委員会リスク管理部会を設置、報告体制や協力体制の整備を進めております。また、不測の事態が発生した場合は、危機管理に関する規程に従って迅速な対応を行い、損害の拡大を防止し、最小限に留めることとしております。
    3)情報セキュリティについて情報を適切に管理し、情報セキュリティを維持向上するために、情報資産を管理する情報セキュリティ組織の統制を行い、情報セキュリティ組織への管理と指導を行っております。そのために、内部統制委員会情報セキュリティ部会を設置し、グループ全体の情報セキュリティに関する課題を明らかにするとともに、その対応策の立案と実行及び監査を主導する体制の整備を進めております。
    4)財務報告の信頼性確保について業務手順の文書化をはじめとする財務報告作成のために必要な業務プロセス管理を徹底しております。そのために、内部統制委員会財務報告部会を設置し、また、会計監査人とも緊密な連携をとり、グループ全体の財務報告の信頼性を確保できる体制の整備を進めております。
    5)監査役監査の実効性確保についてグループ全体からの報告体制を維持強化し、その報告者の保護、情報の管理を徹底するほか、監査役が重要な会議へ出席し、関係者からの説明を受ける体制の整備を進めております。また、監査役の職務を補助する使用人を設置しております。

  • Implementation
  • Description of concrete actions to implement anti-corruption policies, address anti-corruption risks and respond to incidents.

  • コンプライアンス相談窓口「森乳ヘルプライン」
    森永乳業では、従業員がコンプライアンスに関する相談をする際の窓口として「森乳ヘルプライン」を設けています。森乳ヘルプラインは、コンプライアンス部会事務局による社内相談窓口に加えて、社外相談窓口も設置しています。
    社外でコンプライアンスの相談を受けるのは、男性・女性各1名の弁護士です。相談者の氏名、所属、相談内容などは守秘義務で守られているので、従業員はだれでも安心して相談をすることが出来ます。不適切な状況については対象部門に通知と改善指示を行い、その後相談者にその改善の確認を行います。通報者自身の業務に関する相談質問については、必要により弁護士の見解も含め、対処方法などをアドバイスします。
    また、内部統制委員会のもとにコンプライアンス部会を設置し、四半期ごとにヘルプラインの状況を報告し、必要な社内体制の整備を行っています。

    コンプライアンス研修
    経営理念、意識と行動、マナーモラル違反、内部通報制度、ハラスメント、交通法規違反、情報漏洩、過重労働、反社勢力対応、メンタルヘルス、表示問題、下請法違反行為など、幅広い項目を取り扱っています。
     
    対象:階層別研修(新入社員、主事・M1昇格者、キャリア採用者、事務責任者、関係会社新任役員)、事業所別研修、関係会社別研修では組織の関係者(正社員、派遣、パートおよび協力会従業員など職場を同じにする人々)

    コンプライアンス研修受講者実績(のべ人数) 2015年 2,764名、2016年 3,985名、2017年 4,984名、2018年 5,151名

    また全グループ従業員を対象とするe-ラーニングも実施しています。
    受講者実績(2018年度) 開催月  受講者数(名)  修了率(%)
                 4月   5,985       80
                 6月   5,408       73
                 8月   5,751       77
                 1月   5,949       80

  • Measurement of outcomes
  • Description of how the company monitors and evaluates anti-corruption performance.

  • 森永乳業はコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。
    腐敗防止についてはこの体制のもとコンプライアンスの全般的な取り組み中で対応しています。
    ※腐敗防止に焦点を絞った取り組みではないことについて森永乳業は認識しており、
     方針策定等を含めて次年度に向けて改善を予定しております。

    コーポレート・ガバナンスに関する情報はWebページにて公開しています。
    ※体制図を掲載
    https://www.morinagamilk.co.jp/ir/management/governance.html (日本語)
    https://www.morinagamilk.co.jp/english/ir/management/governance.html (English)

    コーポレート・ガバナンス体制図にある通り、森永乳業では「内部統制委員会」を運営しています。
    「コンプライアンス」、「リスク管理」「財務報告」「情報セキュリティ」の4部会で構成されています。
    腐敗防止については「コンプライアンス部会」、「リスク管理部会」、「財務報告部会」での取り組みにより対応しています。

    また同体制図にあるとおり、監査部門による内部監査も実施しています。
    内部監査は年度ごとに実施される「定期監査」と必要に応じて実施する「臨時監査」があります。
    業務運営、会計管理、法令や社内諸規定の順守状況などについて監査しています。
    監査結果については監査報告書を作成し社長へ報告されます。
    また監査を通して指摘された課題については指摘を受けた部門が改善計画および実施した措置について内部監査人が指定した期限までに改善報告書を提出します。この報告書についても監査部門が評価を付記し社長に報告します。